庭にぽつんと立った2坪程度のほったて小屋。かれこれ築30年近くになるはずだ。
これより遡ること一年前。
自分でなにか商売を起こしてみようと考え、この打ち捨てられていた小屋に着目した。
じつはこの小屋、三鷹駅前通りに立っている。
駅から800mと離れており、商圏的には決して有利ではないが、人通りは充分にある。
三鷹駅から歩いてきて、庭が通りに面しているところはここだけになってしまった。
ある意味、ものすごくレアな建物なのである。
通りに面した小屋の北側にもそれなりの広さがある。
一生懸命草木を引っこ抜いた結果それなりの広さが確保できそう。
お店自体は2坪と狭い、このスペースを利用できれば4坪、頭を使えばちょっとしたものができるかもしれない。
かなりボロボロ
小屋の側面には「電話相談無料」と書かれている。
電話加入料がそれなりの値段をした当時、電話加入権を売買するんだか、担保にするんだかって
商売をしていた人が出先のオフィス(?)として使っていたのだ。
店を締めてから15年。すっかり物置として放置してきたため、いまやボロボロ。
紆余曲折
この間の写真はありませんが、何枚もの企画書を書き多く方にご相談をさせていただきました。
持ち帰り飲料を始めとして、お粥や、野菜ジュースのようなものを提供する、固定式の屋台のようなもの。
参入障壁もすくないし運営コストも高くないということで、飲料店ということで方向性がきまりました。
健康食品やオーガニックをメインに据えてとも考えたのですが、
有名なビジネス大家の邱 永漢 氏に切り捨てられてしまいました。
9月04日 第370回 くいっぱさんからのQ:小額から始める創業について
私も「全部ダメですね。」と言われてハイそうですねと引き下がるような人間ではありませんが、
こんかい企画している商いについてはあくまでオンライングロッサリーにつなげる為の、
布石だと考えているので、健康食品については素直に手を引くことに。
こっちの方向についてはアライアランスという手もあるさ。
相談させてもらった人の中には、Make It 21のショーン Kさん、まちづくり三鷹のコンサルタントの方、
多くの方からアドバイスを頂きました。