紅茶のおいしい入れ方が話題の記事にあがっていました。
せっかくなので同様のまとめをはぐら茶屋流にまとめてみたいと思います。
viva.元ネタ
おいしい紅茶が飲みたい!入れ方やアレンジレシピのエントリー集
b.hatena.ne.jp/articles/201003/891
葉の種類からおいしい紅茶の入れ方、アレンジメニュー、紅茶にあうお菓子のレシピまで、紅茶にまつわるあれこれをご紹介します。
茶葉の種類
ひとくちに茶葉の種類といっても色々なとらえ方があります。
品種という意味での種類なのか、形状の種類なのか、産地の種類なのか、それとも飲み方にあうという意味での種類なのか、味の種類なのか、香りの種類なのか…と、あげ出したらきりがありません。
あくまで、うちのお店の種類わけですが、まず第一に味のタイプで分類しています。
スタンダードティーなのか、フレーバードティーなのか、ハーブティーなのかなどです。
さらに、それぞれのカテゴリの中でスタンダードティーであれば産地別にわけています。
商品の個別の説明では茶葉の形状の種類わけをおこなっています。
茶葉の種類が多いので何を買えばいいか迷われる方が多いかと思います。
そんな方の為に画面左側に、種類で選ぶとのみかたで選ぶ、の2つの選び方をご用意しています。
www.rakuten.co.jp/hagurachaya/
store.yahoo.co.jp/hagurachaya/
たとえば
・「ミルクティーがほしい!」→のみかたで選ぶより「ミルクがおすすめ」からお選びください。
・「アッサムティーがほしい!」→種類で選ぶより「スタンダードティー」をお選びください。
茶葉の形状の種類について
FOPとかBOPとか書いてあるのをみて、なんだろうこれと思ったことはありませんか?
形状にも色々な種類があります。
ここではよくある種類のFOPとBOPをご案内します。
FOP
1cm~5mm程度に裁断されています。3分程度蒸らす必要があります。
新芽をFOP、数えて2枚目をOP、3枚目をPと表記します。
BOP
3~5mm程度に細かく裁断されているため2分程度で抽出できます。
味も均一になりやすいため多く流通しています。
www.rakuten.ne.jp/gold/hagurachaya/leaftype.html
もっと詳しくはこちらに詳しく書いてございます。
おいしいリーフティーの入れ方
イギリス風ということで、「地獄の釜のように煮たったお湯を使う」、や「ポットには2杯分を入れて2杯目はミルクティーにして楽しむ。」などというのが日本にも一部広まっていますが、これはかならずしもおいしく飲むという観点からはどうかなと思います。
英国では石灰が下に沈殿するような堅い水で日本の水とはおおきく違います。
熱湯で入れないと茶葉から成分がでなかったり、茶葉をポットにいれっぱなしにしても渋くなりにくいという前提があります。
日本の水は温泉地などをのぞいて、そのほとんどの地域が軟水の水であるので日本の水にあった入れ方をしたほうがよいとおもいます。
あまり熱湯でいれすぎると渋くなりすぎますし、茶葉をポットに入れっぱなしにしてしまうとこれまた渋くなりすぎてしまいミルクをいれても紛れません。
ここらへんは茶葉にもよるのですが、自分は90度ぐらいがいいとおもっています。FOPなら3分、BOPなら2分ぐらいが目安かとおもいます。
お湯の温度を変えてみたり、蒸らす時間をすこしづつかえてみたりして”その茶葉の”おいしい入れ方をさがしてみてください。
www.rakuten.ne.jp/gold/hagurachaya/howto.html
こちらにイラスト入りでまとめてあります。
はぐら茶屋で紅茶を買うと、チラシとして同封いたします。
紅茶を蒸らす時間を短くできないかというコメントもございましたが、急ぎすぎだとおもいます。
山手線も3分も待てば次のがきます。
のり損ねそうだったら駆け込みをしない大人の余裕こそが紅茶をおいしくのむひとつのコツなのではないでしょうか。
お茶をむらす2~3分、お茶菓子でも用意しながらおたのしみください。
ティーバッグ紅茶をおいしく飲む方法
おいしいティーバッグをお買い求めくださいとしか言えないです…。
ひとつ3.5円ぐらいのティーバッグから5円ぐらいのティーバッグがスーパーなどで売られています。
うちであつかっているティーバッグはひとつあたりだと数十円します。
売価で残念なことに10倍ほど違います。
うちのティーバッグはリーフティーと同じ茶葉をティーバッグ加工しているので、さらに加工分、高くなってしまいます。
ひとつ数円のティーバッグとなると、包装費だけでその価格になってしまうので中身の価格はほぼ0円です。
茶葉にはダストと呼ばれる、クズ葉があります。茶葉を裁断したときにでる茶葉くずです。
われわれのような薄利多売ができない小売店ではどうやっても並ぶことができません。
くず葉でも、色もよく出ますし、結構香りもよかったりします。この価格でこれは、すごいなあと素直に思います。
実によく研究がされています。
ですが、どうかそれだけが紅茶だとは思わないでください。
紅茶は世界的な嗜好品なので流通市場で価格が決まります。
電化製品のように同じものが違う値段で売っているわけではございません。