コーヒーをすごく薄く入れると麦茶のような味わいになるという話しを聞いたことがある。では、麦茶をすごく濃く入れるとコーヒーになるのではないかという仮説をたててみた。
というか、なりそうな気がすこししたのでやってみることにしました。
コーヒーのその香りの主成分は豆タンパクが焦げた香りであるのではないかと思う。であれば、麦茶をコーヒーっぽくするにはどうしたらよいだろう?麦茶をさらにローストして濃く入れればいいのではないだろうか?
早速やってみよう!
フライパンの蓋が豆の油と香気成分でいっぱいになります。
店頭にはいいのがなかったのでネット通販で電動ミルを購入しました。
ガガガ
この時に立ち上がる香りはまるでコーヒー!
わぁ!コーヒーっぽい!
期待が膨らみます!
フィルターを先に湿らせるとか、先にちょっと蒸らして、とか、そいう小技をこまめにつかいます。
ゆっくり注いでいる様を撮りたかったのだけど、片手でやるのは難しくてこのザマです。
色合いもコーヒーっぽいです。
香りも麦茶というよりはコーヒーのそれに近いです。
わくわく!
飲んでみました。
・・・。
すごく濃い麦茶でした。
濃さやロースト、ミルを変えていろいろやってみましたが、
すごくすごく濃い麦茶になっただけでした。
あれー・・・
麦茶エスプレッソは、これはこれで飲めるのだけど、ミルクを入れてラテっぽくしたらとても美味しくいただけました。
結論
コーヒーというほどコーヒーっぽくはないけど、麦茶というほど麦茶ではない。
香りは近いものがある。
ルピシアさんのイタリア大麦オルズォというのを思い出しました。
www.lupicia.com/html/ja/item/001/008/item7156.html
考えたら同じですね・・・
なんで、サクっとミルクを入れようかと思ったのか、これを買ったことがあるからだったのかもしれません。麦茶コーヒーをつくるにはコーヒーよりもかなりの量が必要でドリップも難しかったです。
麦茶も淹れるまえに一度ローストすると、香ばしさがましておいしいのでやってみてください。
当店では麦茶コーヒーは扱っていませんが、黒豆コーヒー、チコリコーヒー、たんぽぽコーヒーがございます。
黒豆コーヒーは薄くれれば黒豆茶としても楽しめる飲みやすいお茶です。
チコリは若干甘みがあり、焦がしザラメのような香ばしい香り立ちがあります。
たんぽぽコーヒーはちょっと独特のエグ味があるので、店長は少し苦手です。
ただ、世間ではノンカフェインのコーヒーの代替品としてたんぽぽコーヒーは一番ポピュラーです。
うちで扱っているたんぽぽコーヒーにも数種類あります。
個人的にはチコリがこの中では押しですね。でも、好き嫌いはわかれるとおもいます。