今日は はぐら茶屋法人設立記念日でした。
忘れてました・・・。とあるSNSのお誕生日メッセージで気が付きました。
法人化をしたのが2006年4月なので今度7年目です。
飲食店の営業許可免許は2005年だかに取得しているので、こちらは丸7年になります。
5月末が更新期限で更新の手続きに来てねという案内が着ました。
免許みたいに前後1ヶ月ということもなく、この日に書類とお金を持って講習をウケにこいという一発勝負。ずいぶん乱暴ですね。あと、保健所さんが抜き打ちで更新のための検査にいらっしゃって、「壁無いとダメよ」と怒られました。ごもっともですね…。
保健所さん的には壁つくれとなんですが、都が定める第一種商業地区、防火区域に、もともとあった既存不適格の小屋をリノベートして立てているので、いろいろな制限もあります。建築許可申請が不要な平米数だとか、壁がなければ建物ではないとかを建築協会に聞きに行ったり、市の都市計画に怒られたりしながらいろいろ相談に行ったことを懐かしく思い出しました。
最近は私がやっている紅茶屋さん以外の事も忙しく、あまりお店をあけられなくなってきたり、ネットショップの注文もおかげ様で増えました。お手伝いの方がお店にはいるとなにかの罰ゲームかとおもうぐらい狭いですし、在庫を抱える仕事なので、お店には在庫をほとんど置くことができずに、お店との往復にヒーヒーいったりしています。
もう色々なものが限界なので、これを期に、形を変えようかなとおもいます。
はぐら茶屋は、建物を自分たちでトンカチとノコギリを持って建てたので、建てたころは木造だし5年も建物が持てば十分かなと考えていたものです。今考えるとなんだかんだいって、この7年に間にテラスの屋根は都合3~4回は張り替えていますし、ペンキを塗りなおしたり、ニスを塗り替えたりなどとそれなりにお金や手を掛けてきたのでなんとかかんとか崩れずに建っています。ですが、大きなレイアウトやイメージの変更はしてきませんでした。
1年ぐらいまえから、材料を買ったり、構想を練ったり、しよう、しよう、とは思っていたのですが、日常の雑務に追われ気がつけば月日が流れてしまった次第です。
このままじゃいかんと、少し急な話しになりますが、
4月5月6月ぐらいを日曜大工cafeとしてオープンしようかなとおもいます。
なんじゃそりゃ!と思うかもしれませんが、店長が電気ノコギリを持ってお出迎えする、未知の空間です。
この間は大工道具を一揃いだしておきますので、日曜大工をしてみたいとかいう方がいましたら、店長が優しく毛引き(←大工用語)手引きします。一汗かいたあとにはおいしいお茶をサービスします。
日曜大工のワークショップとか余裕があればやるかもしれません。
お店の作りそのものに手をいれようとおもいます。
ネットショップの発送の方には影響はありませんが、店舗での喫茶は、大工作業の横でとなるので難しくなるかもしれません。茶葉の販売はできます。
お店の造作は主に、テラス側を植物園の温室的なというか、天空の城ラピュタ的な緑+自然光に和風の数寄屋造りの茶室的なものにしようとかんがえております。
お店で扱っている商品などをきちんと展示できるスペースをつくりつつ、作業場所として機能させたいなと思います。
営業形態も飲食店、喫茶店のようなスタイルから、茶葉の試飲か、紅茶の茶葉を買って貰ったものを、お店がお湯を提供というような形にしようと思います。(こうなると飲食店の免許がいらないので、飲食店としての更新はどうしようかなとちょっと悩んでいます。保健所に相談してまた後ほど決めます。)
そして、目的の変化として作業場所と書きましたが、最近、泣く子もすなるというコワーキングスペースですが、そのような目的を前提に仕事ができる場所に作り変えようとおもいます。
この造作/設備拡充は日曜大工でやるものではないので形になるまで時間がかかると思いますが、コワーキングスペースというノマド民の中継地というよりは、co-LABORATORY(みんなの実験室)にしようと思います。テストドリブン、テストファースト、先鋭的、実験的な取り組みをすることで、発音的にはコラボですので、コラボレーション(collaboration)が生まれればいいなとおもいます。
はぐら茶屋とは別のところで三鷹のコワーキングスペースが6月からはじまる予定でして、こちらにはプログラマーズカフェとして、関与はしていくつもりですが、コワーキングスペースはあくまで外部の”仕事場”ワーキングスペースとしてご利用いただき、はぐら茶屋は、幅広い分野の実験室としてご利用いただければとおもいます。
紅茶ハーブは最上級品なのでよいアイディアはここから生まれることまちがいなしです。
という感じで、風呂敷ひろげましたが、
梅雨にはいるまでに…なんとか壁だけでも…!!という感じです。